AGA(男性型脱毛症)に悩むあなたは育毛剤の使用や生活習慣の改善によってハゲの回復を試みることがほとんどです。

中でも、すぐにできる薄毛の治療方法として、食事を改善することが挙げられます。つまり、ハゲの回復のための食品を多く摂取して、髪に悪い食べ物は摂らないようにするといいのです。

たとえば、身近な食品であるマヨネーズはあまり体に良いというイメージはないと思いますが、薄毛にも同様に悪いのでしょうか。それともマヨネーズの摂取の仕方、使い方によっては、育毛効果が得られるのでしょうか。

ここでは、「マヨネーズの摂取はハゲの回復にとって悪いのか」ということについて解説していきます。

マヨネーズの構成成分

マヨネーズを摂取することが「育毛にとって良いものなのか、悪いものなのか」を判断するために、まずは構成成分を確認していきます。

実際に私の食卓にあるマヨネーズの成分は以下の通りです。

多い順から「食用植物油脂」「卵黄」「醸造酢」「食塩」「調味料」「香辛料」により作られています。

食用植物油脂とは、基本的に菜種油(キャノーラ油)、パーム油、大豆油などのサラダ油のことを指しています。

別のメーカーのマヨネーズであれば以下のような原材料の記載がされています。

こちらでも、同様に「菜種油(キャノーラ油)」「卵黄」「醸造酢」「食塩」「調味料」「香辛料」と似たような原料から作られていることがわかります。

他のマヨネーズであっても、通常のタイプのものであれば、似たような構成成分でできています。

つまり、キャノーラ油などの油脂が主成分であるため、この植物油脂が薄毛にとって悪いものであれば、ハゲが促されるといえます。

今回は特にキャノーラ油の成分を確認し、育毛にとって悪いのかどうかを考えていきましょう。

マヨネーズに含まれる菜種油(キャノーラ油)は薄毛に良くないのか

結論から言いますと、マヨネーズの主成分である菜種油(キャノーラ油)などのサラダ油はハゲを促進させる悪影響を及ぼしやすいです。

これは、基本的に菜種油(キャノーラ油)の製造工程上、トランス脂肪酸や酸化した油脂を比較的多く含んでいるためです

このことについて、以下で確認していきます。

まず、キャノーラ油とは、私たちの食卓にも良くある植物性の油のことです。

以下のようなものです。

菜種油の原料はセイヨウアブラナとよばれる植物です。菜種油を作るためには、このセイヨウアブラナをまず焙煎して、水分を飛ばし乾燥させます。

その後圧力をかけ、油を搾りだす「圧搾」という工程を行います。ここで、不純物が精製されていない粗い油ができるわけです。

この不純物が含まれた油に、ヘキサン、ヘプタンと呼ばれる有機溶媒をかけ、油脂成分のみを抽出します。簡単にいうと、これらの有機溶媒に油の成分のみを移動させる工程といえます。

次に、このヘキサンやヘプタンは石油系の材料であるため、きちんと蒸発させ分離する必要があります。きちんとこれらの有機溶剤を分けるためには、高温にして、ヘキサン、ヘプタンのみを蒸発させる必要があります。

これらの有機溶媒を除去した後に、次に劣化しやすい成分である食物繊維や無機質類を取り除いていきます。この際には水や酸を加えて、実施されています。

さらに、酸化の阻害成分を取り除くために酸を使用していたため、今度は中和する必要がありアルカリを加える脱酸工程を経るわけです。

続いて、脱色を行うために、ゼオライトや活性炭を通します。この際に、100℃以上の高温にして、反応性を良くします。

その後、臭いを除去するための脱臭工程を経ます。ここでは、250℃程度という非常に高温下での処理を行っているのです。

マヨネーズの主成分のキャノーラ油中のトランス脂肪酸が薄毛を進行させる

このように、過酷な状況を経ることによって、菜種油(キャノーラ油)はできているのです。そのため、直感的にも「何か育毛だけでなく、体にとって悪い成分が含有されているのでは?」と考えるでしょう。

実際のところ、キャノーラ油の生産工程では、高温下にさらす工程が何度か出てくるために、酸化した油(トランス脂肪酸までは悪くないもの)やトランス脂肪酸を多く含むことになるのです

いまでは、トランス脂肪酸や酸化した油が多く含まれていると、体に悪いことは常識であり、科学的にも解明されています。

つまり、通常のキャノーラ油などのサラダ油は薄毛にとって良くないものといえます。これは、トランス脂肪酸が、血行不良を引き起こしたり、老化を促進させたりするためです。

血行が悪くなると、当然毛髪の成長に必要な成分は頭部に行き届かなくなります。同時に、老化が進めば毛髪の成長を促す毛母細胞の働きも悪くなったり、毛を支える頭皮の張りも減ったりするのです。結果として、薄毛が進行します。

また、トランス脂肪酸や酸化した油は、薄毛だけでなく、健康にも悪いです。動脈硬化、がん、糖尿病などの病気を発生確率を高めます。

そのため、これらの植物油脂を主成分とする一般的なマヨネーズの摂取しすぎには、気を付けましょう。

薄毛にとって悪くないマヨネーズの摂取量

それでは、具体的にどの程度まででしたらマヨネーズを食べてもいいのでしょうか。

先述のように育毛に良くない油を含む食品は、マヨネーズだけでなく、お菓子類、パン、お惣菜、ファーストフード、動物油脂、直物油脂など、あらゆるところに存在します。そのため、一概にマヨネーズの摂取量だけを規定しても駄目です。他の食品の摂取量とも関係しているのです。

成人男性であれば、1日あたりおよそ2.2g程度まででしたら、トランス脂肪酸を摂取しても問題ないと、WHOの規定では決められています。

そして、マヨネーズはおおよそ100gあたり、1.1g程度含有されています。

代表的なマヨネーズであるキューピー社製のものであれば、以下のようにデータが公表されています。

よってマヨネーズのみでトランス脂肪酸を摂取してしまったとき、約200g程度は摂取しても問題ないといえます。

ただ、先にも述べたようにマヨネーズだけで、このトランス脂肪酸の全体量ずべてを満たしているのではないです。

そのため、何グラムのトランス脂肪酸を摂取しているかは厳密にはわからないため、できる限りマヨネーズを始めとした体に良くない油の摂取量を控えた方がいいといえます

トランス脂肪酸や酸化した油が少ないマヨネーズは育毛に悪くない

このように、一般的なマヨネーズを食べ過ぎれば、抜け毛を増やし、育毛の促進を阻害します。

ただ、最近では健康ブームの影響もあり、薄毛を進行させにくいキャノーラ油もあります。具体的には、トランス脂肪酸などをほとんど含んでいない薄毛に良いキャノーラ油は存在するのです。

そして、トランス脂肪酸の含有量の低い油を主成分としたマヨネーズも販売されているのです

以下のようなものです。

具体的には、菜種油の製造工程において、初期の圧搾工程で絞った油を主成分としているマヨネーズもあるのです。先述のように、圧搾工程では、単純に圧力をかけて、油を抽出しているだけであるために、高温処理はしていません。

そのために、酸化された油やトランス脂肪酸の配合量は少ないのです。

なお、きちんとトランス脂肪酸の記載もされているので、その量が明らかになっています。以下のような表記です。

なお、トランス脂肪酸は微量であったら、普通の牛脂、豚脂など多くの食品に含まれています。完全に0というケースはほぼないと考えていいです。そのため、上述のマヨネーズのトランス脂肪酸の含有量0.xxgは非少ない値といえます。

そのため、抜け毛を減らしたい、薄毛を克服したい場合は、マヨネーズを始めとしてトランス脂肪酸の量が少ない製品などのを選ぶようにしましょう。

なお、菜種油の主な脂肪酸の成分はオレイン酸(オメガ9系)であり、そこまで摂りすぎを気にしなくてもいいものです。上述のトランス脂肪酸に着目しておけば大丈夫といえます。

ちなみに、他のサラダ油やお菓子類、パン、お惣菜などに主に含まれているオメガ6系の脂肪酸(リノール酸が代表)は、私たちが普通に生活していると過剰摂取となっていることが多いので気を付けましょう。

良いマヨネーズの使用だけでなく、育毛剤も、薄毛の改善にはつながらない

ただ、トランス脂肪酸の少ない圧搾油のみを使用しているマヨネーズに切り替えたからといって、直接的にハゲの回復につながりません。

もちろん体の調子を整えることはハゲの回復に必須ですが、AGAの主な原因は、特定の男性ホルモンの分泌量が高いことなのです。

このジヒドロテストステロン(DHT)の分泌は、健康であったとしても、遺伝や外部のストレスなどの環境要因によってその分泌量が増えます。

ハゲている方の場合は、このジヒドロテストステロン(DHT)が元から分泌しやすい体質であることが多いです。そのため、直接的にDHTの分泌量を下げる必要があるのです。

そして、このDHTを低減させるための最も容易な方法が育毛剤を使用することです。具体的には、「ヒオウギエキス」「オウゴンエキス」「ノコリヤシエキス」「ダイズエキス(イソフラボン)」「ビワ葉エキス」などです。

これらの成分が含まれているものといない育毛剤が存在します。

ジヒドロテストステロンを減らすことができる成分を含む人気の育毛剤には、チャップアップ(Chupup)というものがあります。

以下のような製品です。

構成成分は以下の通りであり、先述のAGA治療に効く成分が配合されているのがわかります。

私自身もこのチャップアップを継続して使用しており、明らかに抜け毛の量が減っています。

チャップアップを私自身が使用した正直な感想や効果はこちらで解説しているため、参考にしてみてください。