AGA(男性型脱毛症)に悩むあなたは、生活習慣の改善や育毛剤の使用によって、ハゲの治療を試みるでしょう。

育毛剤には多くの種類があり、いま人気のものであれば薄毛回復の効果は高いです。そのため、「育毛効果が得られるのだから適当に使用しても問題ないだろう」と育毛剤を使用し、ふと目に入るときがあります。

育毛剤が目に入ってしまっても失明などの眼の疾患につながることはないのでしょうか。育毛剤が目に育毛剤が混入したときの応急処置としてはどのように対処するといいのでしょうか?

ここでは「育毛剤が目の中に入りこむと危険なのか」「育毛剤が目に入ったときの対処方法」について詳しく解説していきます。

育毛剤が目に入ると危険なのか?

結論から言いますと、育毛剤がもし目の中に入ったとしてもたいして危険ではないです。失明などの重大な目の疾患につながることはありません。

重い目の病気にならない理由は、育毛剤の構成成分と関係しています。

目に入ると危ない状態につながる成分は主に「強いアルカリ性のもの」「強い酸性のもの」などです。

育毛剤は基本的に「水」「アルコール(専門用語ではエタノールなど)」「育毛効果がある有効成分」「頭皮の炎症を抑える成分」「保湿成分」などから作られています。

以下は人気の育毛剤のM-1ミストの構成成分の表記です。

そのため、育毛剤には先にも述べたような、健康を損ねる可能性がある物質は含まれません。よって、多少目に入った程度ではあまり影響はないです。

ただ、育毛剤が目に入り何も対処しないで放置したままでは、「目が赤くなる」「若干の痛みが出る」などの軽度の症状がでる場合があります。

育毛剤が目に入った際の対処方法

このように育毛剤が目に入ることで多少の悪影響があるかもしれません。それでは、育毛剤が目に入らないようにするためにはどのように対応するといいのでしょうか?

実は育毛剤の構成成分によって目へのダメージを与えないようにするには、特別なことをするのではなく、以下の手順で行うといいです。

①「拭き取る」

目に入ったらまずは目の中の液体をティッシュやタオルでふくといいです。

以下のような普段使用するものでいいです。

以下のよう、目の表面に軽く触れる程度でティッシュに水分を吸収させましょう。このとき、目を圧迫させない方がいいです。

※※

②「大量の水で目を洗う」

このとき、水は特別な天然水ではなく普通の水道水でいいです。

以下のように桶に水を入れ、手ですくって目にいれましょう。

※※

このとき、目を強く擦ると傷つけるリスクがあるため、やさしく流していきましょう。先の一連の流れを踏まえていれば十分です。

病院に行く必要はない

育毛剤が目に入ったことで、「眼科を受診した方がいい」という口コミを良く見かけます。ただ、病院を受診する必要は無いです。

先にも述べたように、育毛剤の構成成分には人体に強い害を与えるものは含まれていません。そのため、適切な洗浄方法を行えば十分です。

病院に行く労力や時間を無駄にしないようにしましょう。

水で洗う代わりに目薬やコンタクト使用時の洗浄液を使用してもいいのか

目薬や洗浄液を水で眼を洗浄することの代わりに行うことはコスパの観点から控えた方がいいです。

目薬や洗浄用の液体の使用で「育毛剤との混ざりあうことで化学反応が起こる」ということではなく、きちんと目の中の育毛剤を取り除くことが重要です。育毛剤を流し切るためには、多量の液体を使用するべきであり、水道水で目を洗うことが最もコスパがよく、効果も高いです。

目薬や洗浄用の液を大量に使うと値段が高くつきます。ただ、外出時に育毛剤を使用し、うっかり目に入ってしまったときには目薬などを使用してもいいです。

以下のような涙の成分に近いものでは刺激も少なく、かつ安いためおすすめです。

※※ソフトサンティア

応急処置として、目薬で軽く洗浄した後に、水を使用できる場所できちんと仕上げの洗浄を行いましょう。

そもそもなぜ育毛剤が目に入るのか

育毛剤を普通に使用していれば、あまり目に中身が付着することはないです。ただ、頻度は少ないものの育毛剤が目に入る可能はあります。

育毛剤の中身が目に入る理由について以下で確認していきます。

①育毛剤のつけすぎにより液だれが起こる

ハゲを克服したい気持ちが強く焦っているようなケースでは、育毛剤を塗り過ぎがちです。

育毛剤を頭皮に塗りすぎると頭からおでこをつたって垂れてくる「液垂れ」と呼ばれる現象が起こります。この液だれが起こると、目に入る可能性が高まります。

また、液だれがおこるほど頭皮に育毛剤を塗ると、髪の毛がべちゃべちゃに濡れます。水分が多く付着した状態では、座金が繁殖します。結果として、頭皮環境を悪化させ、薄毛を進行させます。

そのため、育毛剤の使いすぎは「目に入るリスクを高めること」だけでなく、ハゲも促しますので気を付けましょう。

②キャップをはずしたときなどに偶然目に入る

あまり起こる頻度は高くないですが、育毛剤を使用するときに中身がはねて、たまたま目に入ることがあります。特にスポイトタイプなどの育毛剤では、スポイトが液体に浸っているところから引き上げて使用します。中身からスポイトを取りだすときに、先端から少量の液が飛び散り、目に入るときがあります。

スポイト状のものとは、以下のような形状のものです。

③汗と混じって目に入る

汗を大量にかく人は、育毛剤が目に入ることがあります。育毛剤を頭皮にぬった後に、夏場などの暑いときでは汗をかきやすいです。

実はこの汗と育毛剤が混ざりあい、垂れてきたものが目に入るといった流れです。

先にも述べた中で最もおこりやすいことがこの汗と育毛剤が混じることであるため、気を付けましょう。

育毛剤が目に入らないようにする予防策

このように、目に入る原因はいくつかあります。以下で目に育毛剤が入らないようにするために対策を以下で確認していきます。

①育毛剤の使用量を最適化する

育毛剤を目に入れないようにし、育毛効果を上げるためには、使用量を適切にすることが大事です。ここでいう最適な使用量とは、製品に記載されている使用推奨量ではないため、気をつけましょう。

人によって、頭の大きさや形が大きく異なるため、適した育毛剤の量は異なります。例えば、育毛製品であるカークランド(海外製育毛製品のロゲインのジェネリック医薬品)は規定量が1回1mlです。

私自身カークランドの使用経験がありますが、1mlの使用では塗りすぎであり、実際に液だれがおこりました。そのため、「使用量を1回0.5ml程度に抑える」を工夫をし、育毛効果をえつつ、使いすぎない量をみつけました。

以下の通りです。

あなたに合った使用量を調整し、目に入るリスクをさげつつ、薄毛も回復させましょう。

②焦って使用しない

③汗をかきすぎないようにする

汗の量を減らすためには、「なるべく涼しい部屋ですごす」「冷却スプレーを多用する」などの方法があります。

以下のような普通の冷却スプレーで十分です。

実際にあえて目に入れてみるとどうなるのか

液だれが起きたと想定して目にはいった状態を再現してみました。