AGA(男性型脱毛症)で悩んでいるあなたは育毛剤を使用することで薄毛の改善を試みているかもしれません。

薄毛改善には育毛効果が高い育毛剤を選ぶことも重要ですが、育毛剤の選定と同等に大切なことがあります。それは育毛剤を適切に使用することです。

いくらハゲを改善できる育毛剤を使用したとしても、使用方法が適切でないと逆にハゲるケースもあるほどです。

特に育毛剤の使用している人が陥りやすい間違った使用方法に「育毛剤の使いすぎ」があります。育毛剤の使用しすぎは多くの頭皮トラブルをもたらし、結果として薄毛につながります。

それでは育毛剤をなぜ塗りすぎてしまうのでしょうか? また、育毛剤の塗り過ぎを避けるにはどのような対策をとるといいのでしょうか?

ここでは、「育毛剤をつけすぎてしまう原因」「育毛剤の使い過ぎがハゲにつながる理由」「育毛剤を塗りすぎないための対策」について詳しく解説していきます。

育毛剤をつけすぎてしまう原因

育毛剤のつけすぎが頭皮環境によくないことを知っている人でも、育毛剤を使いすぎてしまうケースもあります。育毛剤を塗りすぎる理由について以下で確認していきます。

①早く薄毛を改善したい

薄毛で悩んでいる場合には早く薄毛を改善させたいという気持ちから、育毛剤を頭皮に塗りすぎる人が多いです。ハゲに対する悩みが大きいほど、育毛剤を塗りすぎる傾向にあります。

私自身も育毛剤を使用しはじめたころは育毛に関する知識も少なかったこともあり、「気になったら育毛剤を使用する」という習慣がありました。この頃は生活習慣の改善や育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)の使用をしていたにも関わらず、塗り過ぎが原因で頭皮トラブルが起こり、あまり薄毛が改善されませんでした。

ハゲを克服する気持ちをもつことはいいことですが、気にしすぎて育毛剤を塗りすぎないように工夫しましょう。

②規定量が記載されていない

育毛剤は製品によってそもそも規定量が明記されていないケースがあります。

例えば、以下のような記載です。

規定量が明記されていない場合があるため、育毛の知識がない人は育毛剤を塗った分だけ効果が表れると思い込み、育毛剤を塗りすぎるケースがあります。

私自身は数種類の育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)の使用経験がありますが、最も育毛効果が得られる育毛剤の使用頻度は1日2回です。また、使用するタイミングは朝と夜に使用するといいです。

育毛剤の有効成分は基本的に頭皮から吸収されて半日程度で育毛効果がなくなります。そのため、1日2回の育毛剤の使用するといいです。

③規定量でも多すぎるときがある

私自身、規定量を守って育毛剤を使用していたときでも、塗りすぎと感じるケースが多くありました。

例えば、私が育毛剤と併用している発毛剤のカークランド(有効成分:ミノキシジル)は1日2回の使用頻度で、1回1mlの使用が規定量です。

ただ、私が1mlを頭皮に使用した場合では、頭皮から液がたれ、目に入る程の量でした。そのため、規定量である1mlを使用したとしても人によっては塗りすぎになります。

私自身はいまでは以下のように、およそ半分程度の0.5mlを1回で使用する工夫をしています。

あなたも頭皮にあった最適な塗るタイプの育毛製品の最適量を探すといいです。

育毛剤の使いすぎがハゲにつながる理由

このように、育毛剤などを使い過ぎてしまう原因はいくつかあり、育毛剤はつけすぎると逆にハゲることは本当です。それでは、なぜ育毛剤をつけすぎると薄毛になるのでしょうか?

育毛剤のつけすぎによって薄毛が進行する理由について、以下で確認していきます。

①髪が濡れている状態が長くなる

育毛剤を適量使用している場合では、髪の毛は多少湿る程度で済み、放置していればすぐに自然乾燥されます。一方、育毛剤をつけすぎた場合は髪の毛がびしょびしょに濡れ、湿った状態が長くつづきます。

髪が濡れている状態が続くと水分中の雑菌が繁殖し、抜け毛が増え、結果として薄毛を進行させます。

基本的に1回に使用する育毛剤の規定量は1ml程度であり、構成成分として水とエタノールを含む育毛剤が多いです。水とエタノ―ルの蒸発速度を示したデータから、1mlではおよそ30分程度で蒸発します。

水とエタノールを含む液体の蒸発速度は以下の通りです。

溶媒 容量 蒸発時間
エタノール 1ml 5分
70%エタノール 1ml 20分
1ml 40分

ただ、育毛剤を使用する量を1回につき2ml使用して塗り過ぎたとき、自然乾燥する際に1時間以上はかかります。雑菌の繁殖量が増え、ハゲやすいために気を付けましょう。

②髪のべたつきやパサつきが起こる

育毛剤を使用すると適量使用していたとしても、育毛剤の構成成分によっては若干髪の毛のべたつきやパサつきが起こる場合があります。また、育毛剤を適量以上に使用すると同様の副作用がでやすくなります。

髪の毛のべたつきやパサつきが起こると髪の毛をとかしたときや触ったときに、髪に引っかかり抜け毛が増えます。その結果、ハゲを促します。

髪の毛が薄く見えることで落ち込む

「育毛剤を塗り過ぎる」「汗をかく」「長時間帽子をかぶる」ことなどで、髪の毛がぺったんこになると髪が薄くみえます。

以下のような状態です。

基本的に育毛剤を使用している人は薄毛を気にしているため、毛量が減ってみえると落ち込みます。

私自身もいつもより育毛剤を使用しすぎてしまったり、汗をかきすぎて髪が薄く見えてしまったりすることで、落ち込むときがあります。

気分が落ち込むと体の調子を整える神経(専門用語では自律神経)が乱れ、「血行不良」「免疫機能の低下」などを引き起こします。結果として抜け毛の増加につながります。

育毛剤を塗りすぎないための対策

このように育毛剤のつけすぎは薄毛を進行させます。それでは、どのように工夫すると育毛剤の使い過ぎないようできるのでしょうか?

育毛剤をつけすぎないためには、薄毛を気にしないことが大切です。ただ、育毛剤を使用している時点でハゲを気にしているため、ハゲを気にしなくするということは難しいです。

そこで、私は塗るタイプの育毛製品だけではなく、飲むタイプの育毛製品も併用することをおすすめします。飲むタイプの育毛製品を使用すれば、育毛剤を塗りすぎなくても、気を紛らわすことができます。結果として、育毛剤の塗り過ぎを止められます。

また、飲む育毛製品は気を紛らわすためだけのものではなく、実際に育毛効果もあるため、育毛剤との併用でより薄毛治療を促します。

私が使用している飲むタイプの育毛製品としては、「ノコギリヤシ」「フィーバーフュー」「発毛剤のフィンペシア(有効成分:フィナステリド)」です。

例えば、ノコギリヤシは以下のようなサプリメントとして摂取しています。

同様に、フィーバーフューでは以下のような葉を急須で煮出して、喉が渇いたときに育毛ハーブティーとして飲んでいます。

塗る育毛製品においても摂取しすぎには気を付けましょう。私の場合は主に、これらの飲むタイプの育毛製品は1日に1種類を規定量以下で飲んでおり、製品の種類も日によって飲み分けています。

ただ、発毛剤のフィナステリドは医薬品であるために、育毛効果が高いだけでなく、精力の低下・勃起不全(ED)などの副作用を起こす危険性があります。そのため、ノコギリヤシやフィーバーフューといったサプリメント・ハーブティーの育毛製品を摂取することがおすすめです。

育毛剤の使用をしつつ、適切に飲むタイプの育毛製品も併用することにより、薄毛を治療していきましょう。

育毛剤をつけすぎてしまった場合の対策

育毛剤のつけすぎをやめようとしても、どうしても塗り過ぎてしまうことがあります。育毛剤を使用しすぎないことが望ましいですが、育毛剤を塗り過ぎたとしても適切に対処すれば、ある程度は頭皮への悪影響をおさえることができます。

育毛剤をつけすぎた場合には適切にティッシュとドライヤーを使用するといいです。ティッシュとドライヤーを用いて、頭皮にダメージを与えることなく、早く乾かすことを行います。

具体的には、以下の手順の通りです。

①ふき取る

育毛剤を塗りすぎた部分にティッシュを軽く押し当て、育毛剤を吸収させましょう。このとき、頭皮を強くたたいたり、頭皮の表面をこすったりすることで、頭への刺激を与えないように気を付けてください。

ティッシュは以下のような普通のものを1枚ずつ使用すれば大丈夫です。

②ドライヤーを使う

育毛剤が垂れてこないレベルまでティッシュでふき取ったら、ドライヤーをかけましょう。ドライヤーは温風と冷風が自動で一定時間で交互に切り替えられるモードがついているドライヤーであるといいです。

以下のようなドライヤーです。

もしドライヤーに温風と冷風が自動で切り替わる機能がついていない場合は、手動で温風と冷風を切り替えましょう。

温風を髪の毛に数秒ほどあてつづけると100℃近くまであがります。結果として、髪の毛や頭皮にダメージをあたえ、頭皮環境を悪化させるため気を付けましょう。

③自然乾燥させる

髪の毛が若干湿っている程度までドライヤーで乾かしたら、最後は自然乾燥で髪の毛を乾かしましょう。

基本的には育毛剤を適切な量・頻度で使用することが大切ですが、もし育毛剤を過剰量使用してしまった場合には、先にも述べた対策をとることで頭皮への悪影響を抑制し、薄毛の治療を行っていきましょう。

まとめ

「育毛剤をつけすぎてしまう原因」「育毛剤のつけすぎがハゲにつながる理由」「育毛剤をつけすぎないための対策」について解説しました。

育毛剤を使用しすぎは、薄毛を早く改善させたい気持ちや規定量の明確な記載がなかったり、人によっては規定量自体が塗り過ぎになったりすることが主な原因です。

いずれにしても育毛剤の塗りすぎは、ハゲを進行させます。そのため、育毛剤の塗り過ぎは避けなければいけません。

育毛剤を使いすぎない対策には、飲むタイプの育毛製品を育毛剤と併用するといいです。育毛剤を使用したくなる気持ちを紛らわすだけでなく、飲むタイプの育毛製品にも育毛効果があるからです。

もし、育毛剤を使いすぎないことが大切ですが、使用しすぎたとしてもティッシュとドライヤーで頭皮に負担をかけずに、早く髪を乾かしましょう。

育毛剤を塗り過ぎず、適切に使用することで薄毛を克服していきましょう。