AGA(男性型脱毛症)に悩んでいる方は、育毛剤の使用や生活習慣の改善によって治療を行ってる場合が多いです。

薄毛といってもハゲている部位によって種類が分けられており、頭頂部の薄毛(O字ハゲ)や生え際付近の薄毛(M字ハゲ)などさまざまなタイプがあります。

特に、M字ハゲは一度進行すると回復するのが難しいといわれており、生活習慣の改善だけでは治療が難しいです。そのため、前頭部の毛量が少なくなった場合には、育毛剤を使用することは必須といえます。

育毛剤には種類が多くありますが、中でもAGA治療の効果が高いものにチャップアップ(chapup)があります。このチャップアップを使用することで、M字ハゲを改善できるのでしょうか。

ここでは、「生え際が薄くなりやすい理由」「チャップアップで前髪付近のハゲを回復できるのか」「M字ハゲに効果的なチャップアップの使用方法」について解説していきます。

結論から言いますと、前髪付近のハゲが起こる原因は「生え際付近は薄毛の原因の男性ホルモンの分泌量が多いこと」「M字部分には血管が少なく血行不良になりやすいこと」があげられます。

このM字はげが発生する原理の詳細を以下で確認していきます。

・前髪付近では抜け毛を増やすホルモンの分泌量が多い

薄毛に悩む男性の多くはAGA(男性型脱毛症)によってハゲています。AGAは特定の男性ホルモン(専門用語ではジヒドロテストステロン)の分泌量が増えることによって起こります。このジヒドロテストステロン(DHT)が分泌されるほど、抜け毛が増加するために、薄毛となるのです。

そして、ジヒドロテストステロン(DHT)が分泌されやすい場所は、頭部の中でも「頭頂部(O字ハゲ)」と「おでこ付近(M字ハゲ)」に限られています。

以下のような部位です。

さらに、生え際付近のジヒドロテストステロンの分泌量は頭頂部よりも多いことが科学的に証明されています。そのため、前髪付近の毛髪は特に抜けやすいものなのです。

・生え際では血管の数が少なくM字ハゲになりやすい

さらに、M字ハゲが起こりやすい理由の一つとして、おでこ付近の血管の量が非常に少ないことがあげられます。髪を成長させる栄養は血流に乗って届けられるので、血流量が少ないと髪が育ちにくく、抜けやすい状態となります。

そのため、元から薄毛になりやすい体質の人の場合、まずM字部分からハゲることになるのです。

・前髪の近くは触る頻度が高く薄毛になりやすい

また、髪を触ることによっても髪が抜けやすくなります。毛髪をいじることによって抜け毛が起こる理由は、「髪が何度も引っ張られることで頭皮にダメージを与える」「手に付着している雑菌や油分が頭皮に移る」ことが挙げられます。

そして、最も触れてしまう傾向にある頭皮の部位は前髪付近です。私自身、緊張したり不安になったりすると、以下のようM字付近の毛髪をいじってしまう癖があります。

特に、髪に触れる頻度が高くなってしまったときには、今でも明らかに抜け毛の量が増えます。そのため、前髪を触ることでM字付近の抜け毛が増加することも、生え際が後退しやすい理由の一つといえます。

育毛剤のチャップアップ(Chapup)はM字のAGAに効果的か

このような理由によってM字付近は薄毛になりやすいわけですが、育毛剤のチャップアップ(Chapup)を使うと前髪付近のハゲを回復させることができるのでしょうか。

結論からいいますと、「チャップアップは軽度から中程度の生え際の薄毛の回復には効果がある」といえます。

チャップアップが前髪付近のAGAに有効な理由は、抜け毛の原因のジヒドロテストステロン(DHT)の分泌を抑制する成分を多く含んでいるためです。

ジヒドロテストステロンの放出量を低下さる成分には「ノコギリヤシ」「ビワ葉エキス」「オウゴンエキス」「ヒオウギエキス(ヒオウギ抽出液)」「イソフラボン(大豆エキス)」「キャピキシル」などが挙げられます。

チャップアップには、これらの毛の脱毛を抑える有効成分が複数配合されており、以下の通りです。

生え際の薄毛に悩んでいた私自身もチャップアップを数か月以上の使用経験があります。チャップアップの使用を開始し2か月ほど経過した辺りから、明らかに抜け毛が減ることを実感できました

このように前頭部付近の薄毛の進行を抑制できるチャップアップですが、生え際付近の毛が完全に無い重度のハゲの回復は期待できないです。重い薄毛の治療の場合、髪の成長に必要な細胞(専門用語では毛母細胞)自体の働きが大きく低下しています。

そのため抜け毛を抑えることだけではなく、毛母細胞を大きく活性化させなければいけないためです。チャップアップにも、もちろん頭皮の細胞を活発にさせる成分である海藻エキス、センブリエキスなど複数が配合されています。

ただ、これらの成分はツルツルの状態のM字ハゲを回復できるものではないのではなく、毛母細胞がある程度残っている程度の薄毛に対しては有効といえます。

以下のようなイメージです。

それでは、重度のM字ハゲの治療をすることはできないのでしょうか。

重度の生え際の薄毛治療にはチャップアップとミノキシジルの併用がいい

ただ、生え際付近の薄毛がひどいケースでは、チャップアップに加えて、発毛剤のミノキシジルを使用することで治療が可能です。

私自身も発毛剤であるミノキシジル含有製品であるカークランドを使用経験もあり、以下のような外観をしています。

他にも、ミノキシジル含有の発毛剤としては、リグロースラボという以下のようなミノキシジル含有の製品もあり、こちらも使用経験があります。

このミノキシジルは「毛母細胞を活性化」「血行促進」による発毛・育毛効果が高く、厚生労働省からも認可済です。ただ、抜け毛を減らす効果はほとんどありません。

そのため、チャップアップの高い抜け毛予防効果と組み合わせることで、M字ハゲの治療への効能を向上させることができるのです。

以下のイメージ図のよう、抜け毛を低減させる効能はチャップアップのみでも十分に高く、発毛・育毛の効果をミノキシジル(発毛剤)で一部補っているといえます。

結果として、チャップアップをミノキシジルを併用することで、重度の生え際のAGAであっても回復が期待できるのです。具体的なチャップアップとミノキシジルの使用頻度や1回あたりの使用量は、後に詳しく解説していきます。

ミノキシジル単体ではおでこ付近の薄毛に効果はあるが副作用も大きい

このようにM字の薄毛にはチャップアップ単体の使用か、チャップアップとミノキシジルの併用が効果的です。このとき、「ミノキシジルのみの使用でもいいのではないか」と考える方もいるでしょう。

発毛剤(医薬品)のミノキシジルだけを使うことは、確かにM字ハゲ治療への効果はありますが、同時に副作用も出ることがあります。

私自身ミノキシジルのみを規定量頭部に塗布していた経験があり、このとき「動機」「勃起不全(ED)」「精力の低下」などの副作用を顕著に感じました

特に勃起不全や勢力の低下がひどく、以下のようなED治療薬を飲まないと勃起できない程でした。

このような経験から、おでこ近辺のハゲ治療には安易に医薬品の発毛剤だけに頼るのはおすすめしません。軽度~中程度のM字ハゲであればチャップアップなどの育毛剤(医薬部外品)のみの使用、重度の生え際の薄毛であればチャップアップとミノキシジルの併用という形をとるようにしましょう

実際に私自身もチャップアップとミノキシジルを併用の経験があり、M字部分の薄毛がかなり進行していた時期がありました。そこから、年単位とチャップアップ等の使用を継続することにより、実際に生え際から産毛が生え、徐々に濃くなってきています。

以下のような生え際の状態です。

まだM字部分の薄毛も改善のしがいがありますが、生え際に産毛が生え、徐々に濃くなってきていることを目で確認できるようになってきたため、強い安心感を得られています。

前髪付近のハゲに効くチャップアップの効果的な使い方

ただ、闇雲にチャップアップなどを生え際付近につければいいというわけでもなく、使用方法が間違っていると逆に生え際が後退する危険もあります。

そのため、適切におでこ付近にチャップアップを使用する必要があるのです。以下で、M字ハゲの回復を促すチャップアップの有効的な使い方について確認していきます。

・チャップアップは前髪の下から使用する

生え際近辺にチャップアップを塗布する際は、以下のよう髪を上げた状態で塗るといいです

私の場合のM字ハゲ部分への、1回あたりの使用量は、チャップアップ2プッシュ(約0.3ml)程度です。これをまず片方の手の平に取出し、もう一方の手の指にチャップアップを付着させ、それをM字ハゲ部分に塗っていくのです。

なお、生え際にチャップアップを塗りこむためには、一旦手の平にチャップアップを出すといいです。

続いて、もう一方の手の指先に、手の平のチャップアップを付けて、おでこ付近の薄毛部分に塗っていいましょう。

もし、前頭部に髪の上からチャップアップを使用した場合、前髪付近がびしょびしょになりやすいです。毛髪が濡れた状態が続くと、頭部の雑菌の量が急激に増加し、頭皮コンディションを悪化させます。結果として、抜け毛が増加し、M字ハゲになりやすくなります。

そのため、先述のよう前髪を上げた上で、生え際付近にチャップアップを塗るようにしましょう。

なお、チャップアップとミノキシジルを併用している場合であっても、付け方や使用量は同じでいいです。朝と夜の2回チャップアップを使用する中で、どちらか一回をミノキシジルに置き換えるようにするといいです。

なお、頭頂部など生え際付近以外の薄毛にも悩んでいる方の場合は、このおでこ付近へのチャップアップの使用量に加えて、ハゲている部分に育毛剤を塗る必要があるので気を付けてください。

・チャップアップをM字ハゲ部分に付けた後、頭皮マッサージを行う

また、チャップアップ使用後に頭皮マッサージすることも生え際の薄毛を回復させるには重要です。

M字ハゲ部分にチャップアップを使用した後には、必ず頭皮マッサージするようにしましょう。育毛剤を使用した後に頭皮マッサージをすることは薄毛治療の基本ですが、これは生え際であっても同じといえます。

チャップアップを使用後におでこ付近のマッサージを行うことによって、チャップアップの成分は頭皮の内部に浸透するのを促進できるのです。

M字ハゲ部分のマッサージの具体的には、チャップアップを付けた直後に、そのままの流れでおでこ付近を軽く揉むといいです。生え際付近に対して、指の腹を用いて触れるか触れないか程度の力で、やさしくマッサージしましょう。

このとき、以下のようM字ハゲ部分に爪を立てたり、強い力で生え際付近を刺激したりすると、逆に抜け毛を増やすことがあるので注意しましょう。

なお、チャップアップをM字ハゲ部分に塗布しマッサージをした後は、有効成分を細胞に浸透させるために、30分程時間をおきましょう。このときにドライヤーで乾燥させたり、触ったりしないようにしましょう。

・自然乾燥後はドライヤーでおでこ付近を乾かす

生え際付近のマッサージ後、十分に自然乾燥させましたら、ドライヤーで乾燥させましょう。

先にも述べたように、毛髪が湿っている状態が続くと雑菌による悪影響で、M字ハゲが進行する恐れがあります。そのため、チャップアップの成分が内部に浸透したところで、ドライヤーを使用しきちんと生え際を乾燥させておく必要があるのです。

M字部分にドライヤーを使用するときには、温風と冷風が交互に出るドライヤーを使用するといいです

以下のような製品です。

このような機能が付いていないドライヤーであれば、手動で温風と冷風に切り替えましょう。なお、温風だけをM字ハゲの部分に当て続けると、頭皮の温度が非常に高くなりダメージを与えるので避けるといいです。

まとめ

ここでは、「M字ハゲが起こる原因」「生え際付近の薄毛にチャップアップは有効なのか」「効果を上げる前髪付近のハゲへのチャップアップの使い方」について解説しました。

M字周りの薄毛が起こる理由は、「抜け毛を促す体内ホルモンのジヒドロテストステロン(DHT)が分泌されやすい」「血管の数が少なく血行不順になりやすい」ということが挙げられます。

ここでチャップアップには、ジヒドロテストステロン(DHT)の分泌量を抑制する成分や、血行を促進させる有効成分が複数配合されているため、M字ハゲにも効果的です。特に、軽度から中程度のM字の薄毛の方の回復に有効といえます。

ただ、重度のM字ハゲであり、おでこ付近に毛が全くない方の場合、チャップアップのみでは治療が難しいです。このケースでは、チャップアップと発毛剤のミノキシジルを組み合わせて使用しましょう。

なお、チャップアップ等の育毛製品をM字ハゲの部分に使用した後には、頭皮マッサージをするといいです。その後、自然乾燥、ドライヤーでの乾燥と適切なM字ハゲへの頭皮ケアを行うといいです。

育毛剤の使用と適切な育毛手入れにより、M字ハゲを克服していきましょう。