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あなたは、どのようなビタミンに育毛効果があるのかを知っていますか。ハゲを治すためには、間違った食生活を正すことが不可欠です。なぜなら、その間違った食生活が若ハゲの原因である場合が多いからです。

ハゲを招きやすい食品には、インスタント食品やジャンクフード、砂糖が多く含まれたお菓子やジュースなどがあります。このような食品には、育毛効果が望めるビタミンが十分に含まれていません。食事として毎日このような食べ物ばかりを食べていれば、ハゲないほうが不思議なくらいです。

しかし、その事実を知らずに、髪に悪い食事を毎日とり続けてしまい、それが原因でハゲになってしまっている人が多く見られます。

栄養バランスが取れた食事には、髪の毛が育つために必要なビタミンや栄養素が豊富に含まれています。あなたが薄毛に悩んでいるならば、真っ先にすべきことは、間違った食事を正して育毛効果が期待できる食事に変えていくことです。

育毛効果を得るためにも、薄毛や抜け毛に効果があるビタミンには、どのようなものがあるのかをしっかりと理解することは大切です。そして、それらのビタミンはどのような食品に多く含まれていて、どのような働きがあるのかについて知っておくことが、薄毛の予防になるのです。

育毛効果があるビタミンとは

ビタミンには、三大栄養素である「炭水化物・タンパク質・脂質」や他の栄養素が、体内でうまく働けるようサポートする働きがあります。ビタミンは、すべての栄養素にとって潤滑油のようなものです。そして、ビタミンは必要とする量が少量であるにも関わらず、身体を健康に保つことができるのです。

しかし、ビタミンは身体の中では作ることができないため、食べ物から補う必要があります。毎日の栄養バランスがとれた食事からしっかりとビタミンを摂取することで、薄毛を防止できるのはもちろんのこと体調も整えることができるのです。

ビタミンは、全部で13種類あります。その中で、髪に良いとされているビタミンは以下の通りです。

1. ビタミンA

ビタミンAには、細胞の成長促進や、頭皮の健康を保つ効果がある。

ビタミンAを多く含む食品:レバー、うなぎ、バター、チーズ、卵、緑黄色野菜など

2. ビタミンB2

ビタミンB2には、皮膚や粘膜の健康維持や、髪や肌を美しく保つはたらきがある。

ビタミンB2を多く含む食品:ほうれん草、小松菜、モロヘイヤ、ブロッコリー、サヤエンドウ、うなぎ、乳製品、納豆、卵など

3. ビタミンB6

ビタミンB6には、タンパク質の吸収を促す効果や、髪や肌を美しく保つはたらきがある。

ビタミンB6を多く含む食品:唐辛子、ニンニク、かつお、まぐろ、肉、バナナなど

4. ビタミンB7(ビオチン)

ビタミンB7(ビオチン)には、頭皮や髪を健康にし、髪の寿命を延ばす効果がある。

ビタミンB7を多く含む食品:卵、レバー、いわし、納豆、カレイなど

5. ビタミンC

ビタミンCには、抗酸化作用によって活性酸素を減らす働きがある。

ビタミンCを多く含む食品:柑橘類、イチゴ、じゃがいもなど

6. ビタミンE

ビタミンEには、若返りや血管拡張効果がある。

ビタミンEを多く含む食品:アーモンド、植物油、アボガドなど

以上6つの、髪に良いビタミンを紹介しました。これらのビタミンを、毎日の食事からとることで、髪が成長しやすい体質にしていきましょう。

特に、ビタミンB7(ビオチン)は、育毛効果が高いビタミンです。卵、いわし、納豆、海苔などで十分にとることができますので、毎日の食事に取り入れていきましょう。

ビタミンの効果的な摂取法

ビタミンには、水溶性ビタミンと油溶性ビタミンの2種類があります。それぞれの種類によって、効果的な摂取法が変わってきます。バランスの良い食事を心がけることでビタミンをとれたと思っていても、料理法が間違っていたために、ビタミンが身体に吸収されなければ意味がありません

そのような事態を避ける意味でも、水溶性ビタミンと油溶性ビタミン両方の正しい調理法を知っておくことは大切です。以下に、それぞれの調理法を説明します。

水溶性ビタミンの種類と調理法

ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB7(ビオチン)・ビタミンCは、水溶性ビタミンです。これらのビタミンは、食材を水洗いすると流れ出てしまいます。

ビタミンCを多く含む野菜は、水にあまりさらさずサラダで食べるといいでしょう。また無駄なく水溶性ビタミンをとれる調理方法が、スープにして食べることです。冬場は、鍋にすることで栄養がスープに溶け出しても、それを飲むことで効率よくビタミンを摂取できます

また、お魚とお肉を食べれば基本的にビタミンB6は摂取できると考えても大丈夫です。

油溶性のビタミンの種類と調理法

ビタミンA・ビタミンEは、油溶性ビタミンです。これらのビタミンは、油と一緒に調理することで吸収率が高まります。 そのため、ビタミンEを含む植物油を使用した炒め物が理想的な調理法です。緑黄色野菜を使った野菜炒めや、ビタミンAを含むレバニラなどの料理で摂取しましょう。

水溶性ビタミンと油溶性ビタミン摂取の注意点

ビタミンが育毛や健康維持に必要であっても、とり過ぎは禁物です。なぜなら、とり過ぎるとマイナスの作用をもたらすビタミンがあるからです。

過剰摂取を避けなければならないビタミンは、油溶性ビタミンです。これらのビタミンは、過剰摂取しても尿として排出されず、体内に蓄積されるビタミン群です。特に、ビタミンAとビタミンEのとり過ぎは薄毛や抜け毛を促進してしまったり、健康を害してしまったりすることがあります。

ビタミンAの過剰摂取の弊害

驚くことに、ビタミンA の過剰摂取は頭皮の硬直化を招き、抜け毛を引き起こします。ハゲを治すためには、頭皮を柔らかい状態に保つことが不可欠です。

頭皮が硬くなると、頭皮の血行が悪くなり、髪の成長に必要な栄養が毛根に行きわたらなくなります。すると、髪の成長が妨げられてしまい抜け毛の原因となってしまうのです。このように、頭皮が硬くなることは、薄毛対策のためには絶対に避けなければなりません。

ビタミンA の過剰摂取を防ぐ方法は、2つあります。

1. レバー料理やウナギ料理は週1回以上とらない

2. ビタミンA のサプリメントはとらない

ビタミンA をとり過ぎると、頭皮が硬くなるだけでなく、健康を害する危険性も出てきます。特に、妊婦は生まれてくる赤ちゃんに重大な問題が発生する可能性が高くなるといわれていますので、ビタミンA の過剰摂取には十分な注意が必要です。

ビタミンEの過剰摂取の弊害

ビタミンEの過剰摂取は、胃の不快感、頭痛などを引き起こします。また、一部には骨粗しょう症を招くともいわれています。ただ、ビタミンEは育毛効果も期待できるビタミンですので、過剰摂取にならないように注意すれば、あまり問題ないともいえます。

ビタミンEが多く含まれる食品である、植物油やナッツ類を適量とるようにするといいでしょう。

ビタミンは髪の成長に必要な栄養素です。育毛効果が期待できるビタミンは6種類ありますが、食事によって十分にとることが可能です。特に、卵、いわし、納豆、海苔などに豊富に含まれる、ビタミンB7(ビオチン)は育毛効果が高いビタミンですので、意識して毎日の食事に取り入れていきましょう。

ただ、ビタミンの過剰摂取は抜け毛や健康を害する原因になりますので、サプリメントに頼らず毎日のバランスの良い食事からとることが望ましいといえます。