AGA(男性型脱毛症)に悩む方であれば 、生活習慣の改善や育毛剤、発毛剤の使用によって治療を行うことが多いです。

薄毛対策の中でも食生活を見直したり、サプリメントで育毛成分を補ったりすることでハゲの改善を試みることは比較的手軽であるため、積極的に取り入れていくといいです。

例えば、育毛や抜け毛の予防のために「成分のコラーゲンを摂取するといい」といった口コミを聞くことがありますが、これは本当なのでしょうか。

ここでは「コラーゲンは薄毛対策として効果的なのかなのか」「ハゲの回復のためのコラーゲンの摂取方法、タイミング」「コラーゲンを多く含む食品」について確認していきます。

コラーゲンはAGAの回復に効果的なのか?

結論からいいますと、コラーゲンはハゲの改善が期待できるといえます。なお、コラーゲンがハゲの改善につながる理由は複数あり、以下でこの詳細を確認していきます。

コラーゲンの摂取は頭皮のハリを維持し、抜け毛を抑制できる

私たちは生きていれば徐々に老化が進行していくわけですが、このときに食生活の乱れを気にせずに食事をとっていると「より老けやすくなる」状態になります。

老化が促されると、薄毛治療の観点からは

・毛髪の土台である頭皮のハリが失われ、髪が抜けやすくなる

・髪の成長を促す細胞(毛母細胞)やこの毛母細胞自体を増やす細胞(専門用語では毛乳頭細胞)の劣化が進む

・脱毛因子である男性ホルモン(ジヒドロテストロン)の分泌量が増える

ことによって、ハゲやすくなってしまうのです。

例えば、頭皮の弾力が失われることが抜け毛につながる現象は以下のようにイメージできます。

このような状況になる前に、後に解説するような適切な量のコラーゲンを摂取することによって、頭皮の老化を緩やかにすることができるのです。結果として、髪の毛が抜けにくくなり、薄毛の改善につながるといえます。

コラーゲンは育毛を促す細胞の元の細胞(毛包幹細胞)の増殖を促進する

なお、薄毛の研究機関によると上述の頭皮のハリの以外の問題として、頭皮に含まれているコラーゲンの量が減少が抜け毛につながることを示しています。具体的には、コラーゲンの低下は「髪の毛の成長を促進させる細胞(毛母細胞)自体を作る細胞(毛包幹細胞)の働きの低下」を招くことによって、ハゲやすくなるのです。

以下のようなイメージです。

 

https://www.aderans.co.jp/corporate/rd/sp/case/hair_restoration18.htmlより引用

詳しく解説しますと、育毛を行うためには

・髪の毛の成長を促す細胞(毛母細胞)自体を活性化させること

・この毛母細胞の量自体を増やすこと(毛包幹細胞の働き)

が必要なのですが、コラーゲンを適切な量摂ることによって、毛母細胞の総量を増加させることができるのです。これは、毛母細胞を生み出す元の細胞である「毛包幹細胞」の機能をコラーゲンが高めることができるためといえます。

以下のようなイメージです。

このように、コラーゲンの摂取は「頭皮の弾力の改善」「毛包幹細胞の機能上昇による育毛の促進」によって薄毛の回復が望めるといえます。

薄毛の改善を促すコラーゲンの摂取方法・頻度

それでは、ハゲを治すための具体的なコラーゲンの摂取量や摂取タイミングはいつがいいのでしょうか。以下で詳細を確認していきます。

ハゲの治療のためのコラーゲンの摂取量やタイミング

まずは、1日あたりのコラーゲンの摂取量を確認していきます。AGA対策として摂取すべきコラーゲンの量は約5g(5000mg)とされています。

https://www.meiji.co.jp/health/amicolla/faq/より引用

かつ、コラーゲンによって皮膚の繊維の修復機能が高まるのは「寝ている間」です。そのため、この量のコラーゲンを夕食時に摂取するのが効率的といえます。なお、食品に含まれるコラーゲンの量は後に詳しく解説していきますので、参考にしてください。

また、食事からコラーゲンをあまり多く摂れていない場合では、以下のようなコラーゲンドリンクやサプリメントから摂取するのもおすすめです。

夕飯のときに合わせて飲むか、寝る30分ほど前に摂取してから睡眠を摂るようにすると、ハゲの改善がより期待できます。

コラーゲンの過剰摂取で逆に薄毛が進行することはあるか

また、コラーゲンは適切に摂取すれば髪の毛の成長促進が期待できるといえますが、過剰摂取となった場合にはどのような症状が起こるのでしょうか。

結論からいいますと、コラーゲンの過剰摂取によって悪影響があるかどうかは、今のところ「明確にはわかっていない」といえます。

https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/detail2204.htmlより引用

ただ、コラーゲンに限ったことではなく、一つの成分のみを過剰摂取すれば体に良くない現象が起こりやすくなることは間違いないです。これは薄毛の観点からも当てはまるため、先にも述べたような1日当たり5gの摂取目安量を守るようにしましょう。

AGA治療のためのコラーゲンを多く含む食品

そして、適量のコラーゲンを摂取するためには、食品に含まれるおおよそのコラーゲンの量がわかっていないと判断できません。

コラーゲンの含有量が多い食べ物には以下のようなものが挙げられます。

http://www.jilr.or.jp/research/pdf/eiyogakuzashi70_120.pdfより引用

これらのコラーゲンを多く含む食べ物の中でも、「牛すじ」「豚の白モツ」「鮭(サーモン)」あたりは日常的な摂取しやすいため、おすすめです。

私の場合は鮭が好きであるため、育毛のために以下のような食事によって鮭からコラーゲンを摂取することを心がけています。このとき、皮の部分にコラーゲンが高配合されているため、皮ごと鮭を食べていくといいです。

コラーゲンの摂取だけでなく育毛剤も使用すべき

このように、コラーゲンを上手に摂取することによって抜け毛の抑制、育毛の促進を期待できるわけですが、この他にも直接的な育毛対策を行った方がいいといえます。

これはハゲの方の原因はコラーゲンの現象も確かに関係しているのですが、それ以上に特定の男性ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)の分泌量が多いことが挙げられるためです。このジヒドロテストステロンの数値が上昇すると、脱毛量が増え、AGAが進行しやすくなるのです。

 

そして、ジヒドロテストステロン(DHT)の量を低下させるためには、

・ジヒドロテストステロンの分泌量を下げる物質をサプリメントなどから摂取するか

・育毛剤(医薬部外品)を使用する

といいです。

このとき、育毛剤であれば種類が多く、ジヒドロテストステロンを抑制する成分である「オウゴンエキス」「ビワ葉エキス」「ヒオウギ抽出液」「ダイズエキス(イソフラボン)」などが配合されているものでないといけません。

人気の育毛剤でこれらの成分が基本的に複数ふくまれています。例えば、チャップアップ(chapup)であれば以下のよう、抜け毛の原因のジヒドロテストステロンを抑制できる成分が数種類以上含有しているといえます。

このような育毛効果がある育毛剤の使用に加えて、コラーゲンや別の薄毛にいい成分を摂取するといった、多角的なハゲへの対策をすることがおすすめです。

まとめ

ここでは、「コラーゲンは薄毛対策として効果的なのか」「ハゲの回復のためのコラーゲンの摂取方法、タイミング」「コラーゲンを多く含む食品」について確認しました。

コラーゲンには「頭皮のハリを向上する」「育毛を促進させる細胞を増殖させる細胞(毛包幹細胞)を増殖できる」ことによってハゲの治療が期待できます。コラーゲンによるこれらのAGA治療への効果は基本的に寝ている間に発揮されるため、夕飯時などに摂取する方が薄毛改善に有効といえます。

なお、コラーゲンの摂取だけでなく、直接的な育毛対策である育毛剤の使用等を行ったほうが、より確実に髪の量を増やしやすくなります。

適切な薄毛対策を実施して、AGAを克服していきましょう。