AGA(男性型脱毛症)に悩む人は、育毛に効く成分の摂取や育毛剤の使用によって薄毛の治療を試みている場合がほとんどです。

育毛効果が高い成分として「亜鉛」「ノコリギリヤシエキス」「イソフラボン(ダイズエキス)」などが有名です。これらの薄毛の回復に効く材料に加えて、ハーブであるフィーバーフュー(別名ナツシロギク)に含まれるパルテノライドとよばれる成分が注目されています。

このパルテノライドはハゲの改善に本当に効果があるのでしょうか。フィーバーフューをどのように摂取すると育毛効果を高めることができるのでしょうか。

ここでは、「フィーバーフューの有効成分であるパルテノライドの薄毛改善への効能は本当なのか」「ハゲの回復に効くパルテノライドの摂取方法」について、詳しく解説していきます。

フィーバーフュー(有効成分パルテノライド)は育毛効果があるのか

フィーバーフュー(別名:ナツシロギク)とは、古くからヨーロッパに存在する伝統的なハーブの一種です。もともとは片頭痛や健康増進作用があるハーブとして有名です。

以下のような外観です。

中身は以下のような様子です。

フィーバーフュー(有効成分:パルテノライド)の頭痛治療のための臨床試験において、「薄毛の方のハゲ改善にも効果がある」と発見され、そこから育毛への応用研究が始まった経緯があります。

大阪大学の研究室において、薄毛男性に対してフィーバーフューの摂取と育毛の因果関係を調査する臨床試験を行われました。結果として、「薄毛男性の8割程度が薄毛改善に効果があった」という科学的なデータが得られています。

当時の新聞(朝日新聞)にもパルテノライド服用者の薄毛治療への効果が記載されており、育毛効果があることが証明されています。

以下のような写真が当時の記事に掲載されていました。

https://aga.doctoru.jp/1653より引用

私自身も重度の薄毛に悩んでいた時期があり、発毛剤(医薬品)や育毛剤(医薬部外品)の使用に加えて、パルテノライドをハーブティーとして積極的に摂取していました。

具体的な摂取方法は後程解説しますが、フィーはーフューを服用しはじめてから半年ほど経った頃から、明らかにハゲが改善されてきました。また育毛剤の使用だけのときよりも、「パルテノライドの摂取と併用している場合の方が抜け毛の量が減る」と実感しています。

そのため、フィーバーフューの薄毛治療への効能は本当にあるといえます。

ナツシロギク(有効成分パルテノライド)が薄毛に効くメカニズム

このように、フィーバーフュー(別名ナツシロギク)はハゲを改善しますが、どのような仕組みによって薄毛に効いているのでしょうか。以下でパルテノライドがハゲ治療に効く理由について確認していきます。

薄毛の原因の男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)の分泌を抑える

薄毛の人はほぼAGA(男性型脱毛症)によってハゲています。そして、AGAは特定の男性ホルモン(専門用語ではジヒドロテストステロン)が多く分泌されることで引き起こされます。

このとき、パルテノライドを摂取するとジドロテストステロン(DHT)の発生量を低減させることが出来ます。結果として、抜け毛を減らし、薄毛が回復するのです。

これは発毛剤(医薬品)であるプロペシアの有効成分であるフィナステリドと同様の効果といえます。

体の調子を整え、免疫力を増進させる

パルテノライドには、抜け毛の抑制だけでなく、「体の調子を整える神経(専門用語では自律神経)の回復」「免疫力の向上」などの効果もあります。結果として、血行不良などの育毛にとって良くない頭皮の状態となっています。

パルテノライドはもともと、薬用ハーブとして使用されていることから、自律神経の不調や免疫力の低下といった不健康な状態を改善する効果もあります。結果として、頭皮への血流が改善されるなどして薄毛治療への効果が得られます。

育毛効果を高めるフィーバーフュー(有効成分パルテノライド)の飲み方と摂取量

このような要因によって薄毛を回復できるパルテノライドですが、どのような服用方法でどのくらいの頻度で摂取することが育毛に効果的なのでしょうか。以下で具体的な内容を確認していきます。

ハーブティーとして飲む

フィーバーフューはもともとハーブティーであるため、急須で煮出し、エキスを抽出して飲むことが基本です。

具体的な手順は以下の通りです。

①フィーバーフューを袋から3つまみ程度取出す

後に詳しく解説しますが、フィーバーフューは摂取し過ぎると育毛効果が得られなくなります。つまり、最適な摂取量があります。私自身の薄毛回復経験からは、3つまみ程度の量を煮出すことがおすすめです。

まず、ナツシロギク(フィーバーフュー)を袋から取出しましょう。

1つまみ分のおおよその量は以下の写真の通りです。

②取り出したフィーバーフューを紙パックに入れる

次に、取出したフィーバーフューをお茶パックに詰めていきましょう。

このとき、紙パックは百均などで売っている普通のもので十分です。

紙パックを一つ取り出して、中にフィーバーフューを入れていきます。

急須の網の中に入れて、フィーバーフューのエキスを抽出してもいいのですが、細かいフィーバーフューが金属網の隙間から出るときがあります。すると、食感があまり良くないため、飲み心地を気にする方は紙パックを使用した方がいいです。

③ローズマリーなど別のハーブと混ぜる

育毛効果が期待できるフィーバーフューですが、実は単体をハーブティーとして飲むと非常に苦い味がします。そのため、薄毛治療に効くように濃く煮出した場合では、飲むこと自体が苦痛になります。

そのため、フィーバーフューに加えて、摂取する際は他のハーブと混ぜることがおすすめです。

混ぜるハーブの葉のおすすめとしては、「さわやかな香りがするレモングラス」「まろやかな香りで飲みやすいのローズマリーやネトル」などがあります。

私は、基本的にはローズマリーとフィーバーフューをおよそ1対1の割合で混ぜて飲むことが多いです。

ローズマリーは以下のような外観です。

ローズマリーの中身は以下の通りです。

ローズマリーもフィーバーフュー同様に3つまみ取出し、お茶パックに入れていきます。

混ぜた後の袋の中の様子は以下の通りです。

④急須に紙パックを入れ、お湯を注ぐ

これを急須に入れ、沸騰したお湯を注いでいきます。およそ5分間程度放置すればエキスを抽出することができます。

フィーバーフューとローズマリーを混合したものから抽出したハーブティーは以下のような淡い黄緑色をしています。

併せて煮出したお茶の味は、フィーバーフュー単体と比べて、苦さを大幅に抑えることができ、飲みやすく、薄毛治療にも効きます。

私の場合は、煮出した育毛ハーブティーを300ml程度入れられる水筒にいれ、少量ずつ、1日かけて飲むことでハゲの回復効果を得ています。

フィーバーフューをそのまま食べる

このようにハーブティーとして、パルテノライドを摂取することが基本ですが、「どうしても味が苦手で飲みたくない」「ハーブティーを作る手間が面倒」という方がいるでしょう。

このような、お茶としてフィーバーフューを摂取したくない場合では、そのまま食べるといいです。具体的には、1回一つまみの量で、「朝」「昼」「夕方」に分けて3回摂取するといいです。このとき、一部をハーブティーとしての摂取に置き換えても問題ありません。

私自身もお茶をつくる手間が面倒と感じるときには、フィーバーフューを直接摂取することがあります。雑草をそのまま食べているような感覚ですが、「お茶にする作業をしなくて良く、苦味もほとんど感じない」というメリットがあります。

薄毛回復への効果もハーブティーとして飲む場合と大差ないと実感しているため、お茶での摂取をしたくないときはそのまま食べてしまいましょう。

サプリメントとして摂取する

ハーブティーや直接摂取することで育毛効果を得られるフィーバーフューですが、どちらの方法でも不快さを感じてしまう方がいます。

このようなケースでは、フィーバーフュー(ナツシロギク)をサプリメントとして摂取してもいいです。

以下のようなものです。

若干コストがハーブティーとして購入するよりも若干コストが高くつきますが、それでも1か月あたり500~1000円程度で手に入れることができます。

あなたに合った方法で、フィーバーフューを服用していきましょう。

フィーバーフューの副作用と禁忌事項

フィーバーフューを始めとした薬用ハーブは、効能が高い分、注意すべき点や禁忌事項(タブー)がいくつかあります。

具体的な内容を以下で確認していきます。

①妊娠中・授乳中の女性は服用を控えた方がいい

薄毛に悩むあなたがお茶としてフィーバーフューを入れ、放置していないようにしましょう。もし近くに妊娠中の女性がいて、うっかりフィーバーフューを飲んでしまうと胎児に悪影響を与える可能性があるからです。

これは、フィーバーフューには女性の子宮を収縮する作用が原因です。

実際にフィーバーフュー摂取時の注意事項として「妊娠中の女性は控える」という内容が明記されています。

以下の通りです。

周囲に妊娠中の方がいるときは、フィーバーフューのことを共有しておくなど管理には十分気を付けてください。

②寝る前の摂取は控えた方がいい

フィーバーフューには、育毛効果だけでなく眠気を覚ます効果があります、そのため、寝る前に摂取することは控えましょう。就寝の直前に服用した場合、睡眠の質を低下させるリスクがあります。結果として逆に薄毛になることがあります。

そのため、夜ではなく、朝から18時あたりまでの間にパルテノライド(フィーバーフューの有効成分)をとることがおすすめです。

③血液凝固防止薬との併用は控えた方がいい

フィーバーフューには血液をより流す効果があります。そのため、元から血が止まりにくい体質の方がフィーバーフューを摂取していると、なかなか血が止まらなくなることがあります。

中でも医師から血液凝固防止剤の服用を指示されている方はフィーバーフューをとらないでください。血液凝固防止剤の効果を促進し、生死にかかわる危険性があります。十分気を付けましょう。

パルテノライドと育毛剤を併用すると育毛効果を高める

このように、適切に摂取すると薄毛治療に効果があるフィーバーフューですが、育毛剤を併用することでより育毛効果を高めることができます。

体の中から抜け毛の予防に働きかけるのが育毛ハーブであり、頭皮から直接薄毛に働きかけるのが育毛剤といえます。両方とも使用した方が、薄毛の回復につながることは容易に想像がつくでしょう。

ただ、育毛剤は非常に種類が多く、あまり育毛効果が無いものも存在します。ハゲに効く育毛剤かどうかを判断するポイントとしては、パルテノライド同様にジヒドロテストステロン(DHT)を抑制する成分が配合されているかどうかです。

ジヒドロテストステロン(DHT)を抑制する有効成分としては、「オウゴンエキス」「ヒオウギエキス」「イソフラボン(ダイズエキス)」「ノコギリヤシエキス」「キャピキシル」などがあります。

いま人気の育毛剤であるチャップアップ、ブブカ、イクオス、ポリピュアEX、薬用プランテルなどでは、これらの抜け毛を防ぐ成分がきちんと含まれています。

例えば、チャップアップの構成成分表は以下の通りです。

また育毛剤(医薬部外品)では、発毛剤(医薬品)と違い、大きな副作用もありません。

フィーバーフューの摂取に加えて、育毛剤を使用することによって、効率良くハゲを治していきましょう。

まとめ

「フィーバーフューに含まれるのパルテノライドは薄毛改善への効能が本当にあるのか」「ハゲの回復に効くパルテノライドの摂取量や飲み方」について解説しました。

フィーバーフューに含まれるパルテノライドは、ジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑え、育毛に効果があります。大阪大学で行われた臨床試験や私自身の経験からも実証済です。

パルテノライドを摂取するためには「他のハーブと混ぜハーブティーとして飲む」「そのまま食べる」「サプリとして摂取する」などの方法があります。あなたに合った方法を取り入れましょう。

ただ、フィーバーフューを飲むときには、「周りの妊娠中の女性がうっかり飲まないようにする」「日中に飲む」「血が固まりにくい体質の人は摂取しない」ことに気をつけてください。

またフィーバーフューの服用に加えて、育毛剤を併用すると、より効率的に薄毛を治療することできます。

育毛ハーブの適切な活用によって、ハゲを克服していきましょう。