薄毛に悩む人は、頭皮への手入れや育毛剤の使用によって治療を行っていることが多いです。

中でも、頭のケアとしてブラシを使用する場合があります。育毛ブラシを使った薄毛治療は適切に行えば、育毛効果が高いです。ただ、やり方が間違っていると薄毛治療どころか、逆にハゲる可能性も上げます。

そのため、ハゲを改善するためには適切なブラッシング方法を学び、実践する必要があるのです。あなたは、ブラシを活用した正しいハゲの改善方法を知っていますか。

ここでは「ブラッシングのメリット・デメリット」「育毛のための正しいブラッシング方法」について詳しく解説していきます。

育毛ブラシで頭皮の手入れを行うメリットと正しいブラッシング方法

頭部への手入れを行うとき、手で行ってもブラシで行っても、たいして薄毛治療への効果は変わらないと思われがちです。ただ、実際は異なります。ブラッシングを行うことでのみ得られる育毛効果も多くあるのです。

ブラシで髪をとかすことにより得られるメリットと、具体的なブラシの使い方を以下で確認していきます。

血行促進効果が高めることができる

頭皮へのブラッシングを行うメリットの一つに「血行を促進できること」が挙げられます。手で行う頭皮マッサージでも若干の血行促進効果は得られます。ただ、ブラシを用いた方がより高い血流の改善ができます。

ブラシを使用することで、頭皮にブラシの毛先を当てつつ、血流の流れに沿って動かすことができるからです。

私の場合は後頭部のみをブラッシングすることで、ハゲやすい頭頂部への血流を促しています。具体的には、首元から頭頂部に向かってブラシでとかすだけです。

以下のような状況です。

ブラシを頭皮に当てる際、力はほとんど入れる必要はありません。頭皮に触れている程度の強さで、頭頂部に向かってゆっくりと移動させていきましょう。

このとき、「襟足付近の髪の毛が逆に抜けてしますのではないか」と心配する方がいるかもしれませんが、首元付近はハゲることはほとんどないので大丈夫です。

後頭部では、抜け毛が増えることよりもブラシを入れることでの育毛効果が高いので、きちんとブラッシングするようにしましょう。

ただ、前頭部にも同じように生え際から頭頂部に向かってブラシをいれると、血流促進効果を得る以上に抜け毛が増えます。これは、私自身が経験済です。

また、前頭部は一度ハゲると頭頂部以上に髪が生えてきにくいため、薄毛を促すリスクのある頭の前部へのブラッシングは避けましょう。

後頭部のブラッシングを行う具体的な頻度としては、朝起きたときに1回、12時~15時あたりに1回、寝る前に1回を行うといいです。ここで、ブラシをかけ過ぎると抜け毛が増えるため気を付けてください。

私自身の経験では、1日3回程度、先にも述べた時間帯に髪をとかすと「育毛効果が得られる」と実感しています。

また、1回あたりにブラシを入れる回数は、10回程度やれば十分です。「ハゲを早く治したい」と焦る気もちから、ブラッシングのやり過ぎには気をつけてください。薄毛が加速されます。

髪のホコリや汚れ、べたつきを除去できる

髪にホコリなどの汚れが付着していると、汚れの中で雑菌が繁殖し、頭皮環境を悪化させます。結果としてハゲます。このとき、ブラッシングを行うことで髪に付着した異物を除去でき、抜け毛を減らすことができます

毛髪の付着物やべたつきを除去するためのブラッシング方法としては、毛根に負担をかけずに髪の根本から離れた部分にブラシを入れることです。

以下の通り、髪の根本を人差し指と中指ではさみつつ、毛髪の先端にブラシをいれましょう。

このとき、抑える指は以下のようにして挟むといいです。

ブラシでとかす際に、髪にひっかかる場合は無理に力を入れないよう気を付けてください。抜け毛や切れ毛につながることがあります。

汚れを除去するときのブラシでの頭皮手入れは、「血行促進のためのブラッシングとは異なる」ことを意識するといいです。

異物を取り除くために髪をとかす頻度としては、基本的に血行促進のブラッシングと同じタイミングで1日3回程度行うといいです。

また、スポーツしたり、工事現場で作業したりして、大量の汗や汚れが髪に付着したときは、汗が引いたタイミングで通常行うブラッシングに加えて、ブラシを入れるといいです。通常のみのブラッシングでは、異物が残ってしまうリスクがあるためです。

適切にブラシを髪にかけて汚れを除去することで、薄毛の進行を止めましょう。

髪に潤いを与えパサつきやきしみを改善する

髪の毛の異物だけではなく、「パサつき」や「きしみ」があると、抜け毛が増えるリスクがあります。ふと髪を触ったときなどに指が毛に引っかかり、毛が抜けるためです。

ブラッシングをすることで、頭皮の皮脂が髪に行き届き、潤いを与えます。結果として、毛髪のパサつきやきしみが緩和され、薄毛回復につながります。

髪に潤いを与えるためのブラッシング方法としては、髪の根本から毛先に向かってブラシを入れるといいです。

毛髪には毛の流れ(専門用語ではキューティクル)があり、この向きと逆方向にブラッシングすると髪にダメージを与えます。結果として、パサつきやきしみを増やしてしまいます。

キューティクルのイメージは以下の通りです。

https://e-shop.spica-hairmake.com/topics/view/11より引用

先にも述べたように、もし毛にブラシがひっかかるときには、無理に引っ張らないように注意してください。

ブラッシングをしない方が良いタイミング

このように、頭皮をブラッシングすることで、基本的に育毛効果を得ることができます。ただ、ブラシをかけることで薄毛を促してしまうタイミングもあります。

①「かゆみ」「赤み」「発疹」など炎症がある場合

頭皮に「かゆみ」「赤み」「発疹」など炎症がある場合にはブラッシングしないようにしましょう

頭皮環境が悪化しているタイミングでブラシを入れると、より傷を広げることになります。結果として、ハゲを加速させます。

場合には、ブラッシングはしないようにしましょう。より頭皮環境の悪化につながります。

②髪の汚れやパサつきがひどい場合

汗や汚れなどによって、髪があまりにもごわついているときはブラッシングしない方がいいです。毛髪がひどく汚れていると、ブラシを入れても強い力をかけないとブラシが通らないことがあります。無理に毛に力をかけると、抜けてしまいます。

このようなケースでは、髪をとかすのではなく、髪を洗った方が効率的です。

基本的にはブラッシングをして、あまりにも髪がカピカピしているときには洗髪するといいということを覚えておきましょう。

ブラッシングのし過ぎにも注意しましょう。できるだけ早く薄毛を改善したいという思いから、極端にブラッシングの回数を増やす人がいます。

育毛ブラシの選定方法

このように適切な方法でブラッシングを行えば、薄毛の治療に効果があります。それでは、育毛マッサージブラシの種類によって育毛効果は異なるのでしょうか。

実は、ブラシの選定によって、薄毛治療への効果は変化するため、以下でブラシを選ぶ際のポイントについて確認していきます。

①樹脂性のものを選ぶといい

薄毛改善のためのブラシの選定基準としては、毛先が硬すぎず、柔らかすぎないものを選ぶことです。

ブラシの先端が硬すぎると頭皮を痛める恐れがあります。逆に、柔らかすぎると、そもそも頭皮にブラシが届かず、育毛効果が得られません。

そのため、樹脂製のブラシを使いましょう。

以下のような、ホテルのアメニティーとしておいてあるような普通のブラシでも十分です。

逆に、金属製のブラシや、柔らかすぎるような豚の毛などの動物由来のブラシはさけましょう。

②目が若干粗いブラシを選ぶべき

育毛ブラシを選ぶときに、細かすぎるブラシを使用すると、ちょっとした髪のきしみがあるだけで引っかかりやすくなります。結果として抜け毛が増えます。

そのため、目が若干粗いブラシを選ぶといいです。

先にも記載したような、ホテルの付属品としてあるようなものがおすすめです。

ブラッシングだけでなく育毛剤も使用した方がいい

このように、ブラシをかけることによって薄毛改善効果が得られます。ただ、ブラッシングを行いつつも、育毛剤を使用した方がよりハゲは治療しやすくなります

ブラッシングをすることで、「血行の改善」「頭皮環境の調整」による育毛効果は期待できますが、AGA(男性型脱毛症)による抜け毛の予防はできません。

AGAの原因である特定の男性ホルモン(専門用語では、ジヒドロテストステロン)の分泌を抑制することで、抜け毛を低減できるのです。

人気がある育毛剤では、ジヒドロテストステロン(DHT)の分泌を抑制する成分が含まれているため、髪の脱毛を抑えられます。

ジヒドロテストステロン(DHT)の分泌を抑制する成分とは「オウゴンエキス」「ヒオウギエキス」「イソフラボン(ダイズエキス)」「ノコギリヤシエキス」「キャピキシル」などが挙げられます。これが含まれている育毛剤を選びましょう。

例えば、人気の育毛剤であるチャップアップであれば、以下のようにジヒドロテストステロン(DHT)の分泌を抑制する成分が多く含まれています。

このような育毛剤の使用に加え、ブラッシングを行うことで、「抜け毛の低減」「育毛促進」によって薄毛を改善できやすくなります。なお、育毛剤(医薬部外品)は発毛剤(医薬品)とは異なり強い副作用はないため、安心して使用できます。

ブラッシングだけでなく、育毛剤を塗ることによって、薄毛治療への効果を高めていきましょう。

まとめ

「ブラッシングのメリット・デメリット」「育毛のための正しいブラッシング方法」について解説しました。

適切なブラッシングを行うことで「血行の促進」「髪のホコリや汚れの除去」「髪に潤いを与えることでのパサつき改善」によって育毛効果が得られます。ブラシをかける際には、頭皮への力をいれすぎることやキューティクルの流れに逆らってとかすことは避けましょう。

さらに、頭皮が炎症を起こしている場合やあまりにも髪の汚れがひどいケースでは、ブラッシング自体を行わない方がいいです。

なお、おすすめのブラシは、「樹脂性」であり、「目が比較的粗いもの」を使用するといいです。

このように育毛効果のある適切なブラっシングに加えて、AGA(男性型脱毛症)に効果がある育毛剤を使用するといいです。相乗効果によって、薄毛治療への効果をより高めることができます。

ブラッシングと育毛剤の併用によって、薄毛を克服していきましょう。