あなたは、「アムラの果実」というフルーツを知っていますか?アムラの果実は、インドの伝統医学「アーユルヴェーダ」では最も重宝されている果物です。アムラの果実の別名は「若返りの果物」です。アムラの果実は、古くからインドでは美容や健康効果が認められていて、同時に美髪効果もあるといわれています。

アムラの果実には、さまざまな美容効果があることから最近では海外や日本でも、この果物に注目が集まっています。そして実際に、世界の多くの女性がアムラの果実がもつアンチエイジング効果に期待をして、日々の生活に中にとり入れています。

日本では、「日本アムラ協会」という組織が設立されており、アムラの美容効果を積極的に広める活動を行なっています。特に最近では、アムラの健康効果の中にある「髪の毛の成長を促す効果」が認められていることから、アムラを活用した育毛関連商品も発売されています。

ここでは、アムラの果実にはどのような育毛効果が期待できて、その効果的な活用法にはどのような方法があるのかを検証していきます。

アムラの果実とはどのような果実なのか

アムラは、アジア原産の植物でトウダイグサ科に属しています。主な原産国は、インドやインドネシア、台湾です。アムラは、低地よりも海抜1500m以上の高地に生息するのが特徴です。

アムラは、インド国内では、ほぼ全域で栽培されており、根や種から果実まですべての部分が薬として用いられています。

アムラは、インド語では「看護師」の意味を持つほど、さまざまな薬効があるとされています。インドには、五千年の歴史をもつ伝統医学である「アーユルヴェーダ」がありますが、アムラはその薬効の高さからアーユルヴェーダでは大変重宝されている植物です。

アムラの薬効は、以下の通りです。

1. 滋養強壮

2. 老化防止

3. 解毒作用

4. 貧血防止

5. 抜け毛防止

6. 白髪防止

7. 整腸作用

8. 美肌効果

9. 血行促進効果

10. 感染症予防効果

このように、健康効果からアンチエイジング効果までさまざまな効能が期待できる植物がアムラです。

そのために、近年では世界中でアムラの効能を活かした化粧品やシャンプー、またはサプリメントまでもが製品化されていて、多くの女性に愛用されています。

アムラに含まれる成分とは

多くの効能が認められているアムラには、どのような成分が含まれているのでしょうか。特に、アムラの果実には、主に3つの成分が多く含まれています。それらは、ビタミンC、ポリフェノール、ペクチンの3つで

・ビタミンC効果

アムラの果実には、レモンの約10倍ものビタミンCが含まれています。一般的には、ビタミンCは熱に弱いとされていますが、アムラのビタミンCは熱に強いとされています。

ビタミンCには、コラーゲンを合成したり、シミの原因となるメラニン色素の合成を抑えたりする働きがあります。また、抗酸化作用や免疫力を高める作用もあります。

コラーゲン合成作用や抗酸化作用、また免疫力を高める作用などは、美肌だけではなく育毛にとっても欠かせない働きでもあります。

ビタミンCを多く含むアムラの果実を、ビタミンEを含む食品と一緒に摂ることで、頭皮の若返り効果も期待できます。頭皮の若返り効果は育毛効果に直結することから、ビタミンCとEを十分に摂取することは大切です。

・ポリフェノール効果

アムラの果実には、ポリフェノールの一種である「β-グルカゴリン」という成分が含まれています。β-グルカゴリンには、善玉コレステロールを増加させて悪玉コレステロールを減らす働きや、ビタミンCよりも強い抗酸化作用があることがわかっています。

アムラの果実のアンチエイジング効果は、ビタミンCよりも強い抗酸化作用やβ-グルコガリンがもつコレステロール改善効果、そして活性酸素除去作用によるものであることも判明しています。

また、アムラの果実に含まれるポリフェノールは100gあたり3000mg以上となり、赤ワインの20~30倍以上の含有量になります。

・ペクチン効果

アムラの果実に含まれるペクチンは、「水溶性食物繊維」です。水溶性食物繊維は、ワカメや海苔などの海産物に多く含まれています。ペクチンを含むアムラの果実には、血糖値上昇を防いだり便秘解消や疲労回復効果もあります。

以上のように、アムラの果実に多く含まれるビタミンCやポリフェノール、ペクチンが相乗効果となり、さまざまな健康効果や育毛効果を生みだしているのです。

日本には「日本アムラ協会」という組織があった

日本には、アムラの健康効果を広く知ってもらう目的で設立された「日本アムラ協会」という組織があります。日本アムラ協会によると、【古代からハーブ療法として心身の健康を維持する目的で使用されてきた「アムラ」を普及する為に協会を設立いたしました】となっています。

日本アムラ協会のホームページでは、さまざまなアムラの活用法が紹介されています。

以下に、内容を引用します。

注:日本アムラ協会HP引用

アムラの活用法

・果実(食用)

ピクルスや砂糖漬け、ジャムなどに加工したり、またはサプリメントとしても活用されています。
アムラの部位で果実は最も多く活用されています。

・果実(美容)

浸出液をシャンプーやリンスに配合したり、染毛剤の材料として果実粉末が利用されています。
また、洗顔料や保湿剤としても使われています。

・果実以外

葉、樹皮をインクとして、幹を染色として利用されています。熟成していない果実や樹皮はタンニンを多く含むため染色の色止めとしても役立っています。また、葉の部分の水抽出液は炎症をおさえる作用があるため口腔内の洗浄に用いたり、抗酸化作用の働きを利用して日焼け止めとしても使われています。

伝統的な利用方法

・アーユルヴェーダの薬の調合

身体の炎症を沈める作用、滋養強壮、食欲不振、便秘、点眼剤、血の解毒作用 などに用いられている。

・シャンプー代わり

頭皮のかゆみを押さえ、抜け毛予防、白髪防止として使用

・全身塗布

粗く硬い粉末で全身の皮膚をマッサージ

以上が、日本アムラ協会のホームページで紹介されているアムラの活用法です。

このような効果が認められているからこそ、アムラは今ほど医学が発達していなかった古代から「薬」として、または「看護師」として人々の健康維持に大きく役立っていたのです。

アムラの果実には、なぜ育毛効果もあるのか

アムラの育毛面における効果は、直接的に発毛を促すというより頭皮の環境を整えることで髪の毛が育ちやすくなるというものです。

頭皮の環境を整えるために働く成分が、先程説明した「β-グルコガリン」です。脱毛の原因として挙げられる要因に、頭皮の酸化があります。頭皮の酸化が進むことで、正常なヘアサイクルが乱れてしまうと、抜け毛が増えます。しかし、アムラのビタミンCよりも強い抗酸化作用が、頭皮の酸化を抑えることで正常なヘアサイクルを維持されて、抜け毛も起きにくくなります。

また、アムラの果実の抗菌作用も頭皮環境維持に大きく役立っています。頭皮は、皮脂や汚れによって常に毛穴が炎症が起きやすい状態にありますが、アムラの抗菌作用によって雑菌の繁殖を抑え頭皮や毛穴を清潔な状態に保ちやすくします。

特に、昔からインドなどでは毎日洗髪をしない生活習慣にある中で、インド人にハゲが少ないという事実には、古くからアムラを果実から根っこまですべてに渡って有効活用することで、洗髪を毎日行わなくても知らず知らずのうちに頭皮環境が整えられていたことが影響していたとも考えられます。

また、インドではスパイスを豊富に使ったカレーなどを常食していることが、全身の血行促進効果を促して、その結果ハゲも少ないともいわれています。

アムラーの果実を使用した育毛剤やサプリメントがある

近年では、アムラの若返り効果や育毛効果、健康効果を期待して、さまざまなサプリメントやヘアケア商品が開発されています。

特に、アムラの若返り効果には世界から注目が集まっているために、多くの種類のサプリメントが各国で製造販売されています。実際にサプリメントをインターネットで調べてみると、欧米産や国産の商品がいくつもあることが確認できます。値段も大体、1500~2500円位となっています。

また、ヘアケア商品としてはシャンプーや頭髪用アムラエキスなどがあります。その他にも、マッサージオイルやドリンク剤、またはアムラの果実のドライフルーツまでもが販売されています。

アムラには、育毛効果だけでなくさまざまな健康効果も期待できますので、もし身近にアムラ関連の商品を売っているお店がある場合は、一度試してみるのもいいかもしれません。